実績:2024年8月24日時点
About
IZURUのお花に出会ってくれてありがとうございます。
IZURU代表の小野いずるです。
店名:IZURUは私自身の本名(小野 いずる)から名付けました。
いずるは漢字で「出」
出発やスタート地点を意味すると捉えています。
幼い頃は野山をかけ回り身近な存在だった草花が、会社員時代には習い事、生け花として。
結婚して鶴居村に移り住んでからは自ら栽培しドライフラワーを手掛け作品作りを始めました。
自分のブランドとして、きちんと育てていきたいという思いから、自分の名前由来のブランド名にしました。
「ハーブとの出会い」
おむつかぶれ用にとネットで取り寄せたクリームは蜜蝋とカレンデュラというハーブで出来ていました。
食品としてだけでなく、心や体に様々な良い影響を与えるハーブについてもっと知りたくなり、ハーブコーディネーターの資格を取得し、自宅の庭にカレンデュラをはじめ数十種類のハーブを植え、育てたハーブでコスメ作りや染物などを楽しんでいました。
やがて子育て中のお母さんたちの仲間が増え、レストランのガーデン植栽やハーブ講座などの機会をいただき、たくさんの仲間や子育ての先輩に助けられながら花と一緒に楽しい子育ての時間を過ごしてきました。
「なぜドライフラワー」
ハーブの花の可愛らしさに驚いたから
育ててみてわかったのですが、ミントやオレガノ、パクチーって葉を楽しむのが一般的ですが、花がとても可憐で可愛らしいのです。
花が付くと葉が固くなるので、それまでできるだけ開花前に収穫してお茶やお料理に使っていたのですけど、可愛い花を見るのが楽しみで。半分は食用に、半分はドライフラワーにして、見て見て!こんなかわいいお花が咲くよーって知って欲しくてドライフラワーのリースなどにして作品作りを始めたのがきっかけです。
栽培にのめり込んで自宅庭では足りなくなり、農園を借りて花を育てドライフラワーに向く花や、長期保存できる乾燥法、保存法などを試行錯誤で学んでいきました。
今でも近所の山で散歩中に見つけた植物や、旅先で見つけた花、お花屋さんで新しく仕入れた花を見ると、ドライフラワーになるのかな、試したいなとワクワクしてしまいます。
IZURUにとって花は暮らしに喜びと楽しみを与えてくれるもの
ドライフラワーや作品を作ることは生きること
毎年、同じように育てていても雨が少なかったり、日照時間が少なかったり天候によって花のサイズや背丈、花色も変わります。去年はもっとたくさん花を付けたのに。もっと大きな花だったのに。いろんな思いがよぎりますが「しかたない」とすぐに切り替えて、その花がもつ最大限の魅力を引き出します。いつも同じとは限らない、これが今年の花。他の花と組み合わせたら、思いがけない良い組み合わせが生まれたりすることもあります。
うまくいっても、いかなくても嬉しくて楽しい。
子育てや家族、お友達との付き合いも、そういう事があるかもしれない。
その時々で立ち止まり、向き合います。
IZURUのお花を楽しんでくれるあなたの暮らしにずっと寄り添うような物語をお届けしたいと思っています。
草月流いけばな師範/ハーブコーディネーター 小野いずる